投資判断の指標になるかEV/EBIT倍率

EV/EBIT指標について

株式投資の判断指標はいくつかありますが今回はEV/EBIT指標というものを調べてみました。買収価値の試算にも使われる代表的な指標でPERやPBRに比べるとちょっと難しい指標です。

企業価値が営業利益の何倍になっているか

EV/EBIT

この指標要はEVをEBITで割っているんですが、それぞれ

EV=

Enterprise Value(企業価値)

EBIT=

Earnings Before Interest and Taxes(利払い前・税引き前利益)

の略です。

ちなみに同じような指標でもう少し細かい

EBITDA=

Earnings before interest, taxes, depreciation and amortization(EBITに有形固定資産の減価償却費と無形資産の償却費を引いたもの)

これを出すと何がわかんねん!という話ですが、

これは企業買収に必要な時価総額と、買収後の純負債の返済に必要な金額を、EBITの何年分で賄えるかを表すものなので簡易買収倍率とも呼ばれているそう。

現在の業績でいくとその企業を買収した時に何年で元が取れるのかということ

計算式はパターンがいくつかある

EV/EBITは以下の式で出すことができます。

EV/EBIT=

(時価総額+有利子負債-現金同等物)÷営業利益

ただ、営業利益の部分を「経常利益+支払利息」や「経常利益+支払利息-受取利息」と計算しているなど考え方によって様々あるみたいです。

これが正解!という計算式があるわけではないので気をつける必要があります。

ただ普通は実際に企業の買収に関わるわけではなく、株式投資の判断に使うためなので厳密に算出する必要もないかと思います。

気になる人は厳密に法人税などその辺も計算してくださいな。

一般的な目安は8倍だが業界によってもまちまち

この指標は前述したように買収したコストを何年で回収できるのかを試算しているものなので、小さい方が割安ということになります。この辺はPERと同じ。

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3倍だと3年、10倍だと10年で回収です。8倍以下だと割安と判断できるのが一つの目安らしいですが
業界や会社の規模、フェーズによっても基準が異なるため、同じ業界で比較をしたり、時系列でその企業の過去の数字と比較する時に有効な指標になるとのこと。

また、国ごとに異なる金利や税率、会計基準の影響を除外できるため国際比較する際にとくに役に立つようです。

とりあえず式だけ覚える

細かい部分を突き詰めるとキリがないので、まずは(時価総額+有利子負債-現金同等物)÷営業利益を覚えてPERやPBR、チャートの向きや業績の伸びなど基本的な部分を確認した上でさらなる投資判断の材料として計算するくらいでいいのかなと。全ての銘柄をここまで調べるとさすがに大変なので。

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