Eメールの存在意義とフェイスブックメッセンジャーの可能性

フェイスブック広告メッセンジャー

マーケティングの手段としてEメールよりもフェイスブックメッセンジャーの時代がきているんじゃないかというお話。海外の記事ですが興味深かったので英語の勉強がてらシェア。

月間12億人に使われているフェイスブックメッセンジャー

メッセンジャーアプリといえば日本ではLineが普及している印象があるが、世界的に見ると使われているのはWhat appやFacebook messegerみたい。

フォーブスの2017年4月の記事によるとフェイスブックメッセンジャーは月間12億のユーザーに利用されており、毎日600億以上ものメッセージがやりとりされているとのこと。

また、4億人のユーザーがボイスやビデオメッセージを利用しているという。

今後、今はテキストやスタンプでのコミュニケーションが主流の日本でも電話の代わりのボイスメッセージやビデオ通話が頻繁に利用されることが予想される。

フェイスブックメッセンジャーの威力を示す3つのテスト

少し話がずれた気がしますが、この記事ではEメールの代わりにフェイスブックメッセンジャーが使えるのではないかを検証するためのテストを行なったそうです。

コンテンツをユーザーに届けるための手段として利用

体験したことがある人もいると思いますが、何かPDFなどの情報商材を手に入れる際にまずフォームを入力してその後Eメールでリンクを受け取るというやり方。

これをフェイスブックメッセンジャーで代替したところ開封率とクリック率に約2.5倍と6倍の差がついたという。

フェイスブックメッセンジャー

https://blog.hubspot.com/marketing/facebook-messenger-marketing-experiments

この差はかなり大きく、顧客との接点としてフェイスブックメッセンジャーを使うことの価値は十分ありそう。

イベント会場での参加者へのコミュニケーション手段として

メルボルンで行われたHubSpot社のイベントにて参加者へ情報を提供する手段としてEメールの代わりにフェイスブックメッセンジャーを利用した。

利用の目的としては二つ会場にいる参加者に対するセールスの目的、もう一つは参加者の満足度をその場で測る目的だ。

フェイスブックメッセンジャー顧客満足度

セールスの目的に対してはフェイスブックメッセンジャーを利用した参加者の中で3.5%を商談予約に引き上げることに成功した。

フェイスブックメッセンジャーの効果

二つ目の目的に対してはEメールよりも高い反応を得ることができたよう。

オフラインのイベント中にオンラインのコミュニケーション手段としてのフェイスブックメッセンジャーは十分に有効であると言えるのではないでしょうか。

申し込みフォームの代わりにフェイスブックメッセンジャー

最後はフェイスブック広告の誘導先のランディングページのフォーム入力をそもそもやめて、フェイスブック上のbotでチャットをしているような形で質問をしてユーザーの情報を聞くというやり方。

フェイスブック広告メッセンジャー

このやり方だとフォームを入力している感覚もなく、質問に答えるだけなのでユーザーにとっては心理的なハードルが下がるのではと思う。

結果的にEメールで行なっていた時よりもリード獲得コストが477%下がったという。すごい!ただ顧客の質も若干下がったそうだ。

フェイスブックメッセンジャーが代替できるものとそうでないもの

このような結果から今後フェイスブックメッセンジャーがEメールに代替する場面が増えるのではと思います。

特に若い世代では確実に増えていく。

一方で金銭や契約のやりとりなどまだまだチャットやメッセンジャーで代替するのにはすぐに難しいであろう内容もあるのも事実。メッセンジャーで個人情報を入力することに抵抗を感じる人も一定数確実にいると思うので。

その場その場で適切でユーザーが疑問に感じず、心理的に障害を感じないような形でコミュニケーションを選んでいくことが求められるのではないだろうか。

ただ、テストでも心理的ハードルが下がったことにより、事業者側の獲得コストは下がったが同時に顧客の質が下がっていることで「顧客の質」と「獲得コスト」は効率性という面ではトレードオフであることがわかる。

この塩梅をどの程度許容するのかなどがまた問題になっていきそう。

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