経産省のDXレポート2によるとDXが全く推進されてないって話

デジタルトランスフォーメーションのフレームワーク

ちょっと前ですが、こんな記事を見つけました。

 

デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会の中間報告書『DXレポート2(中間取りまとめ)』を取りまとめました。
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html

 

内容は日本が国としてデジタル・トランスフォーメーションを進めていくうえで、企業と国が取るべきアクションについてまとめたもの。

確かにコロナ渦にもなりリモートワークが半ば強制的に求められるようになったことで、DXの推進が急務になっている背景があるんだろう。

9割以上がDX未着手〜一部部門での実施

全部読んだわけではないですが内容的にはだいたい以下のような感じ。

 

  • 結論、日本のDXは遅れている。(全体の9割が未着手〜一部のみ)
    • そもそも危機感がない
    • ITのシステム面のみならず、企業文化の変革が重要
  • デジタル企業への変革プロセス
    • 超短期
      • DXの認知・理解
      • 業務環境、プロセス、重要員管理、顧客接点のデジタル化成品の導入対応検討
    • 短期的
      • 推進に向けた関係者間のコンセンサス。共通理解の形成
      • CIO、CDOのの役割権限の明確化
    • 中長期
      • デジタルプラットフォーム形成
        • SaaSやパッケージウェアを活用できる領域は積極的に利用し、IT投資の予算や人員透過を抑える。その分競争領域にリソースを配分する。
      • DX人材確保
        • 要求をITシステムに落とし込むことが出来る人材が極めて重要
        • 副業・兼業を行いやすくし、社外を含めた多様な人材が参画してコラボレーションする環境。(ジョブ型)
  • DX成功パターン
    • 重要なのは経営とITが表裏一体である認識
      • 戦略立案
        • 組織戦略、事業戦略、推進戦略
      • DX構造
        • デジタイゼーション
          • アナログ・物理データのデジタルデータ化
        • デジタライゼーション
          • 個別の業務・製造プロセスのデジタル化
        • デジタルトランスフォーメーション
          • 組織横断/全体の業務・製造プロセスのデジタル化

 

デジタルトランスフォーメーションのフレームワーク

デジタルトランスフォーメーションのフレームワーク

個人的には上記、デジタルトランスフォーメーションのフレームワークの整理が平準化しているものだけれども参考になります。

X軸にデジタル化の深度、Y軸にデジタル化の幅をプロットしており、その下支えになる運用体制が一番下にある。アーキテクチャー、システムやガバナンス等もここに入ってくるのではないかな。

まずはフレームワークに沿って自社がどの場所にいるのかを把握し、計画を立てるところからだと思いますが、内部から危機感を持って推進していくリーダーシップを発揮する人が出てくるケースはまれ(というかあまり現実的ではない)ため、トップダウンで推進していくことになるのがほとんどだと思います。

そのためには経営層の啓蒙がキーとなってくるわけですが、理解が進まなかったり、組織が縦割りになっていたりで結果として遅れているという結果です。

おそらくというかほぼ99%、5年後も同じことまだ言ってる、それが日本企業の性。結局はシステムもITも使うのはヒトなので本質的にはヒトの問題だと考えてます。

レポートのサマリーはこちら
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-1.pdf

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