大手企業トップページをリニューアルするときに気をつけること

仕事がバタついており、お久しぶりのエントリーになってしまいました。

某大手企業のWebサイトリニューアル(トップページ)のお仕事をやったのでその反省を込めての記事です。

おそらくWeb界隈の人にしかわからない内容になっていますので一般の方は他の記事を読むといいかと思います。

プロジェクト概要

概要をまとめるとこんな感じ。

 クライアント

    • 某国内大手電機メーカー
    • コーポレートと事業部門が分かれている
    • toCtoBと様々なビジネスを展開
    • 今回はコーポレートページの製品紹介トップページのリニューアル
    • カウンターパートは広報部門
    • MTGの参加者は広報部門担当者+一部事業部門Web担当者(+その4倍くらいの事業担当者たち)
    • 事業部門のサイトへの送客が目的

課題

    • デザインが一昔前のデザインで時代遅れ
    • 掲載されている商品・サービスが多すぎてカオス・何を伝えたいのかわからない
    • 表現・ラベリングの仕方が企業目線でユーザーにわかりづらい

前提条件・制約

前提条件

    • リニューアル対象のスコープはトップページ(日英)のみ
    • 納品成果物は議事録、デザインとワイヤーフレーム設計書(開発、いわゆるコーディングやテストチェックはスコープ外)
    • 作業スコープはPMOと要求整理、要件定義までデザインはアンダーについた制作会社さん作業

制約

    • 利用しているAEMのコンポーネントで実現できるデザインを提案
    • 途中全体会議で30人くらいが集まる会議で構成や情報要求などの合意を得る必要がある。
    • アクセシビリティとVIガイドラインは遵守する必要があり。(がちがち)

やったこと、やるはずじゃないけどやったこと

次にやったこととやるはずじゃないけどやったことです。

 やったこと

    • コーポレート部門のトップと事業サイドページの役割と想定ユーザー層、ニーズ、UXを整理
    • コーポレート部門のトップとしてあるべきページ構成を定義
    • 構成の中で商品・サービスが関わるパートのカテゴリ分類、見せ方、掲載基準を議論検討
    • 事業部門へ商品・サービス情報の情報提供依頼
    • 情報収集を行い、要求通りになっているのか整理精査
    • デザイン、ラベリング提案、

やるはずじゃないけどやったこと(本来スコープ外)

    • 開発会社へのディレクション
    • メタ情報定義
    • UAT
    • 事業部門へのQ&A対応

やるはずじゃないけどやったことが、結構多いで。

やったことの中で特に大変だったのは

  • 構成の中で商品・サービスが関わるパートのカテゴリ分類、見せ方、掲載基準を議論検討
  • 事業部門へ商品・サービス情報の情報提供依頼
  • 情報収集を行い、要求通りになっているのか整理精査
  • ラベリング提案

大変だったポイント

大変だったことですが、一番は事業部門とのやりとりと細かいラベリングなどの議論でした。正直キリがない。

  • 構成の中で商品・サービスが関わるパートのカテゴリ分類、見せ方、掲載基準を議論検討、ラベリング提案
    • 「課題」「業界、業種」から探すなどBtoB企業なら鉄板の切り口をどの切り口にするのか。また、大量にある商品・サービスをどこまで掲載するのか基準を決めるのが大変でした、、というかほとんど決めの問題でもある。
    • ラベリングも「カテゴリ」なのか「カテゴリー」なのかなど細かいところをかなり詰めました。時間もかかった。スピード感とは。
  • 事業部門へ商品・サービス情報の情報提供依頼、情報収集を行い、要求通りになっているのか整理精査
    • 事業部門への情報提供はエクセルのフォーマットを渡してそれを埋めて欲しいという話にしたんですが、全く違うフォーマットで提供してくる部門あるなど要求通りに提供してこない&300以上ある商品・サービスを一つ一つチェックするのが非常に大変。正直もうやりたくないわ。
    • あと締め切りを締めたあとに修正依頼がひっきりなしにくるので最新版の管理がめっちゃ大変。

次回への反省

一言でいうとスコープと期待値コントロール

  •  そもそものページの目的の合意
    • 正直、コーポレートのトップで事業サイドの商品ひとつひとつをすべて掲載するのは無理があるし、ユーザーのニーズとも合致していないため望ましくない。
    • ということを合意すればそもそも大量の商品・サービスの情報整理は不要だった。
  • 期待値、スコープコントロール
    • 提案時のやることとやらないことの認識がカウンターとうちとで認識の相違があったと考えられる。(スコープ外でも対応することが一つのバリューになるケースもあるが)。そこがコントロールできないとかなりツラい。
    • どんどん相手の要求を飲んでいるとキリがないのでデリバリー側としてはモチベーションが非常に下がる。と思った。

なにより、「頼めば何でもやってくれる」と思われていそうな節があった、プロジェクトを推進する上ではいわゆる「業者」か「ビジネスパートナー」として関係性を構築できるのかは非常に重要。(前者だと色々とツラいというかプロジェクトうまくいかない、後者だとプロジェクトうまくいく事が多い)

ので、発注者側はそのような意識でプロジェクトに参画するとよい。というかお願いします。

PS:ブログ書いてないと文章下手になりますね、

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