楽天市場の8割弱は月商300万円以下という厳しい現実

楽天2017年1Q決算

この前楽天の店舗数と月商売上レンジの割合の記事が出ていました。楽天さんはこれまで公表していなかったので驚きです。というか他の事業者も出していないと思うのですが、なぜこのタイミングで公表したのかが疑問ですが、

月商1億円以上は159店舗、300万円は6,033店舗

楽天店舗数と月商レンジ

引用:ネットショップ担当者フォーラム

ここまで具体的に数字を出したのは、2016年と比較して売上レンジが全体的に底上げされていることをアピールしたかったのだと思われます。

確かに135店舗だった1億円店舗が159店舗になっているので全体的に伸びています。

このカウントの仕方がコンスタントに毎月1億円以上を売上げているのか、それとも一回でも1億円を越えればカウントしているのかはわかりませんがとにかく1億円の流通を記録した店舗がこれだけあるということです。

でも楽天ってもっと全然たくさん店舗数抱えていたような気がするんですが???

2017年3月時点での店舗数は44,602店舗

楽天2017年1Q決算

引用:楽天株式会社決算

店舗数はここ数年は40,000店舗をベースに店舗数が大きく増えることも減ることもありません。

最新の決算(2017年度7月発表)によると楽天の出店店舗数は約44,000店舗が出店しています。

しかしながら、先ほどの月商レンジの店舗数は合計しても9,000弱の店舗数にしかなりません。

ということは。。。

二極化!8割弱は月商300万円以下という現実

楽天店舗数と月商レンジ

 

改めて計算し直してみると、79%は月商300万円以下、1億以上の店舗は1%にも満たないという結果。

やはり多くの店舗は月商300万円にも到達していないということになります。

楽天ポイント原資やロイヤリティーを払わなくてはならず、利益が残りづらいモール店で月商300万円以下だとほとんど手元に利益が残らないのではないかと思います。

ビックカメラや上新電機などショップオブザイヤーに選ばれるショップは月商1億円では効かないでしょうから、月商1億円の中でも相当上下格差があるのではないと思います。

ビックカメラとか家電大手だと5億以上いってそうですがどうなんでしょうか。

とにかく今回の楽天の発表からEC業界の事業者は二極化が進んでいることが読み取れます。

量から質へ店舗数は減少傾向か

カラーミーショップのGMOさんやショップサーブのEストアーさんの決算を見ても利用店舗数の増加は鈍化傾向にあります。

その代わり、一店舗あたりの売上単価をあげることに注力しています。具体的には既存店舗向けのコンサルメニューの充実や店舗の解約防止のための既存店舗を巻き込んだリアルイベントの開催などです。

これまでは兎にも角にも店舗数を増やした方が強い競争でしたが、最近では店舗をいかに囲い込むのかに各社力を入れている印象です。

楽天では解約しようとすると月額利用料は無料で売れた時のロイヤリティーのみかかるという固定費が一切かからない特別プランを案内されるそうです。

明らかに店舗数を減らしたくない意図が見える施策です。

無理やり解約させないで虚構の数字を作り上げること自体は全く本質的ではないと思うのですが、それだけあの楽天でも店舗数が減少傾向で苦しんでいるということだと思います。

事実このような数字が出ているのでこれからECを楽天さんでネットショップ、ECを開きたいという方はこの点には気をつけてもらいたいです。

ファクトベースで8割が月商300万円以下です。

パレートの法則なんかもありますが、全くその通りになっています。僕が知っているECのプラットフォームでも同じく1割2割のネットショップが全体の売上の半分以上を稼いでいました。

本当にECで今売れるのは大変なんだなと思っていましたが抜群の認知度を誇る楽天でも同じ現象が起きているのが今回驚きでした。

やっぱり簡単に売れるわけではないよー

参考記事:

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