日本のEC業界を一変させるか?shopifyの機能やサービスを聞いてきた

shopifyロゴ画像

shopifyって聞いたことがありますか?数年前から注目していたECプラットフォームの海外サービスなんですが、先日shopifyの方のお話を直接聞く機会があったのでいってきました。

shopifyとは?

shopifyロゴ画像

2006年にカナダでスタートしたネットショップ作成プラットフォームです。世界でも400,000ショップが使っており、総売上は340億ドルに上るそう。もともとスノーボードのネットショップを自分たちで運営していたのがshopify誕生のきっかけだそう。

日本でいうとbaseやstores.jpのいわゆるインスタントECとショップサーブ、メイクショップ、カラーミーショップのいわゆるネットショップASPの領域をカバーするサービス。

契約すればネットショップに必要な機能、サービスが全て手に入るというものです。

セミナー形式で話を聞いてきたので印象に残った箇所をスライドの写真と共にシェア。

Impact hub tokyo

セミナー開催の場所は目黒のImpact hub tokyoというコワーキングスペースでした。会場には平日の開催にも関わらず30名ほど集まっており、注目度の高さが伺えました。

shopifyseminar2

shopifyは特徴として様々なサービスと連携するアドオンを利用することができます。これは国内のサービスにはない特徴だと思います。連携するアドオンにより料金は異なりますが、簡単にショップをカスタマイズすることが可能だそう。

shopify_seminar3

海外を中心に名だたる有名企業が導入しています。P&GやNestleも使ってるんですね。日本ではA BATHING APEが利用しているとのこと。
多分これですね。(https://bape.com/webstore/?brandid=Mg==&categoryid=MjM=&itemid=&color=&stock=MQ==&popup=1

shopify_seminar4

何かと最近話題の配送問題ですが日本郵便やヤマト、佐川と連携することもできる。CSVなのかAPIで連携できるのかは忘れたw

shopify_seminar5

モバイル用のアプリもあり、注文状況やアクセス状況などPCに管理画面にログインしなくても確認が可能です。これも日本のサービスには少ないです。

shopify_seminar6

また、多言語ストアを作成することもできます。右上のタブで言語を切り替えることができるとのこと。この辺は海外に売ることが別に特別と考えていない感じが出ているなあと思いました。

shopify_seminar7

また、海外販売で問題になる決済も対応しているとのこと。資料では複数の決済手段を選ぶことができるようになっていました。

shopify_seminar8

SEO設定ももちろんページごとにメタタグなどを自由に設定可能。これは日本のサービスでもあります。

shopify_seminar9

カスタマーサポートが24時間365日稼働している点も他の日本のサービスとの差別化になりそう。ECの場合緊急性が求められる場合が多いので事業者からすると嬉しいサポート体制です。

shopify_seminar10

APIも解放していてそれぞれ使うことができるとのこと
実店舗とのPOS連携なんかもできるみたい。

管理画面のUIが直感的でわかりやすい

プレゼンのデモ画面をみていると管理画面のUIがとても直感的でストレスなく操作できそうな印象でした。BaseなどもかなりUIが意識されていると思うのですが同等かそれ以上の操作性なんじゃないかなと思います。

だいたいドラックアンドドロップでお店のカスタマイズやデザインを作っていけるような感じでした。

日本のサービス、特にネットショップASPは管理画面が古くて使いづらいサービスが多いのでこの点は差別化ポイントだと思います。

kitというAI機能がすごそう

キット機能

kitというAI機能が紹介されていたんですが、AmazonのアレクサやAppleのSiriのように会話して「フェイスブックの広告の予算を10,000円にして」「この属性のお客さんにEメールキャンペーンを走らせて」とかをチャットのような形で指示を出せる。バーチャル上に従業員を雇う感じ。非常に興味深い。 

kit
https://www.shopify.com/kit

料金は月額29ドルから

料金

月額29ドルから利用でき、売上に応じて取引手数料がかかります。上位プランになると取引手数料の料率が減ります。

基本的な機能は月額利用料金の中に含まれます。これにカスタマイズするとアドオンの料金がプラスされるイメージです。

これも日本のネットショップASPサービスと比較しても安いですね。

https://www.shopify.jp/pricing

サービスは素晴らしいが日本の仕様に対応するにはもう少し時間がかかりそう

プレゼンを聞いていて、日本の現状のインスタントECやネットショップASPで実現できることは全てできるのかなと思いました。

ただ、日本特有の言語や決済、配送などのバックオフィス部分やサポート体制の構築まではまだまだ時間がかかりそう。

日本のマーケットに進出するにはまずはプロダクトを日本特有の環境に適応させる必要があるとshopifyの方も言っていました。

また、既存のECサイト、ネットショップがshopifyに乗り換えるのかというとリプレイスのコストから相当な不満がない限り乗り換えるという選択肢には上がってこないでしょう。

ただサービス自体の完成度が高いのは間違いないため、数年後日本企業に対応したサービス提供が実現した場合、既存の日本サービスを駆逐して「ネットショップを立ち上げるならshopify」が当たり前の世界になっているかも。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です